2012年12月9日日曜日

クイントレックス E12 デッキ製作③

ここまでの製作編を整理してみる。

日数-約3週間。
時間-約35h
費用-約2万円(小物含む)

ん?
気が付けばゴールデンウィーク。
デッキ製作に追われていて自分のボートで釣りができない状態。
連休に1回も釣りできずに終わるなんて絶対イヤ!!
若手のクインを借りて、手伝わせ強制出船!

結果はノーバイト、ノーフィッシュ。

まあ、いい息抜きになったかな。

気を取り直して製作再開。
まずカーペットを購入しようと品定め。
マリンカーペットは1mあたり4~5000円ぐらい。
俗に言うパンチカーペットは1mあたり2000円ぐらい。
さすがに倍違うと悩みます。
前にステーサーのリアデッキで使ったステーサー純正カーペットは結構お気に入りなのですが、今回はボート買って乗って釣ってと楽しいボートライフをする予定が何故かゴールデンウィークまでもデッキ製作をしている状態。
そして予想外の出費。
これ以上の出費を避ける為に節約(いまさら?)しようと思いパンチカーペットを張ることに決定。
マリンカーペットが欲しいけど......

次に色決め。
イメージ的にブラックで決定。
失敗分も考えて5m購入。(約10000円)

ここからラストスパート!
まずはコンパネをフタ型にカットします。
カットで使用する丸ノコ、ジクソーの刃の厚みは約2mm。
カーペットの厚みは約4mm。
隣同志のコンパネの隙間はカーペットの厚み分×2が必要で刃の厚みが2mmであと6mm削らないといけない。
もしフレームのセンターにコンパネを合わせたければ両方のコンパネを3mmずつ削らないといけない。
丸ノコ、ジクソーで削ることは出来なくはないが.....
ってことで最近ではあまり見なくなりましたこの道具。
カンナです。
こいつで削ると直線的に削ることができる上に部分的にも直線的にも調整が可能で工具箱から久しぶりに出して刃を磨いて使用することに。
使ったことがある方ならご存知だと思いますが、木目によって引く方向があります。
職業柄、昔はよく現場でカンナの音をよく聞きましたが最近は見ることすらありません。
けっこう好きな音です。(かき氷の削る音に近いかな)
話がそれましたがカンナで隙間を見ながら削っていきます。

今回のデッキの枚数は15枚です。
全ての調整をしながら削るとなると結構大変です。
と言っても前に進むしかないので頑張りますが...

作業効率を上げるため削り終わったデッキはすぐに防腐剤を塗っていきます。
一応2回通り塗っていきます。
さっさと終わらせたいので削って合わして、削って合わせて、塗って乾かして、塗って乾かして無心で作業しました。
遊びのはずが仕事みたいになってます。

なんとか15枚すべて完成。
防腐剤 3ℓ 約2000円
ここまで約1週間 (10hぐらい)

ポイント!!
コンパネを削って合わせている時にふたを開けたい方向を決めていくとこの後の蝶番の取り付けのロスが少ないと思います。

ここが一番の苦労でした。

残りの作業はカーペット張りと蝶番(ヒンジ)取り付けです。
コンパネとカーペットにボンドを塗り少し乾かしてから合わせていきます。
コンパネより5cm大きくカーペットをカットして巻き込んでタッカーで固定。
1枚目のボンドを塗って乾かしている内に2枚目のボンドを塗って乾かす。
2枚目を乾かしてる内に1枚目のカーペットを張ってを繰り返してい気が付けば15枚完成。



デッキをはめていくとキツイ所、緩い所もあるけどある程度使って馴染んできてから考えよう。

次は蝶番(ヒンジ)取り付け。
ステンレスのごく普通のヒンジを購入して取り付ける。
いろいろ方法はあるみたいですが簡単な方法で取り付けしました。
フロントデッキのヒンジはよく台所で使用されている物で、特長は表に金具が出ないとこ。
ロッドを置いた時に傷が付いたら嫌なので。

これで大体終了です。
画像でも少し見えていますが途中でエレキのフットペダルをオフセットしたり、船外機の取り付け位置変更したりエレキマウントのバウンスバスターを作ったりいろいろ変更しました。

つづく。




2012年12月4日火曜日

クイントレックス E12 デッキ製作②

12月入りました???
去年も同じコメントしましたが。
今年中に釣りに行かせて( ̄△ ̄)!!

さて、前回更新の続き。
購入したアルミ角パイプの利用方法。
なんとなくボートの前から後ろまで通して利用することに。
理由は浮力体の高さに合わせる方法より多少ハイデッキになる点と燃料タンクの高さが高いから。

まずは寸法を測る。
前から後ろまで長い所で約2800mmが2本。30×40の角パイプをカット。
もう2本30×30をカット。
ボートに置いて固定箇所を考える....
中の2本はバッテリーの出し入れがあるので内寸を310mmに設定。
外の2本は収納のフタ部分を広く取りたいので外側ギリギリにする。
フロント部分は船体湾曲部分に合わせて角度を変えてTIG溶接。
これでメインフレームの位置決定!!

次はメインフレーム同志の固定の為にハシゴ状の渡り角パイプを切断。
デッキのフタ部分のフレームは30×40幅でその他のフレームは30×30で作製。
L型アングルを30mmでカットしてリベットで固定。
寸法取って固定しようとしてもボート全体の前後左右の寸法が違うので適当な所で固定していった。(ボート全体で+-10mmぐらい)

ポイント!!
ボート本体とフレームは必ずネジで固定する方が後々の変更に対応しやすいです。
船外機使用時はボート本体がたわんだりしていると思うのでショック吸収の役目にもなる???

フレーム製作後の画像↓↓



文章では簡単に書いていますが、ここまで約2週間かかっています。(30時間ぐらい)


次にデッキの作製に入ります。
材料は塗装コンパネ12mm。(3枚 1820×910 約4500円)
このコンパネを使う理由は防腐剤を塗るスペースが片面だけでいけるかな?っと思ったぐらいで理由は特にありません。
デッキの形状、位置、開閉方向、固定方法はなんとなくしか考えていないので作業しながら思い付きでしていきます。(考えてもよくわからりませんから)

とりあえず大体の型に丸ノコ、ジクソーを使いカットして置いていく。
フレームとデッキのコンパネはビス止めにして簡単に取り外せる様にしました。
ビスの位置があえて分かるようにキャップを使う予定。

コンパネをカットして置いてカットして置いて....
それっぽくなってきました。
             
フロント両端の収納はRを付けてみました。
ちょっと高級な感じがするのは自分だけでしょか?

デッキ部分の製作に約1週間(約5時間)
あとはカーペットを張ってヒンジ(蝶番)付けたら出来上がり!!と思っていましたが.....
ここからの苦労は次回更新で。

ではまた。