船外機のセットバック、ハイトアップです。船外機のペラの位置を水面付近に持っていき、スピードアップ、プレーニングの早さを狙います。
作業は至って普通(?)です。材料を切って、削って、溶接して、取り付ける!!
(切って、削って、写真がないので、以前の作業内容の写真です。)
しっかり固定をして溶接準備をします。(写真は途中で、歪まないように下側にもプレートを入れ、固定し、母材は開先加工をして、アルミ溶接2層盛りで行います。)
N様艇の場合、このベースプレートの幅が280ミリぐらいで、10馬力~30馬力ぐらいまで取り付け可能だと思います。
内側のプレートを取り付けて 「ベーシックベース」 完成です。
ベーシックベースの仕様は、5ミリのアルミ板と不等辺アングルで、主要部品を作成します。M10のステンレスボルトを使用し、押さえ面圧、傷防止の意味でジュラコンでカラーを作りました。内側のアングルにタップを立てて、ダブルナットの要領でナイロンナットで止めています。今回の場合、セットバック量80ミリ、ハイト調整量70ミリです。(このベース単体の寸法です。)
つづく。
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